マーメイド


会議室につくと
1組から6組までの委員長と副委員長が黒板に書いてある通り座っていて、あたしも黒板通りに一番窓際の席に座る


はぁ〜
早く帰りたいなぁ


「お前そのながいつけま
重くねーの?」


いつのまにか隣には
ケンジが座っていた


『…てか、顔ちかいから』


「あ、わりぃわりぃ」

にっこり笑うそいつは
相変わらず馴れ馴れしくて

先生がきて会議が始まってもこそこそ喋りかけてくるものだから

あたしら2人は
よく先生に注意された





「んじゃー…今日はこれで終わりな。明日から副委員長は朝来たら職員室に来て日誌を取りに行ってから
教室に行くようにしてくれ。以上!」


一時間近くして
話が終わると
先生がでて行って
会議が終わる


『毎日職員室とか最悪…』

「お前さっきも髪とかメイクとか注意されてたもんな〜」


イラッ


『んじゃーあたし
帰るからバイバイっ』


なんかイライラして
そう言って会議室からでて
玄関に向かった


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