マーメイド

ピアス


-…ピピピピ

ピピピピッ


『ん〜…』

-…!!!???


携帯のアラームを
止めようとして
携帯を開いて
びっくりした

電車まであと20分!


やばい!とりあえずメイクして着替えなきゃ


急いでベッドから飛び起きると、ササッと適当に化粧をして着替えたら、


髪は巻く時間もないってことでポニーテールにして着替えて家を飛び出した。



『はぁっ…はぁ…良かった、なんとかセーフかなっ』

2日目から遅刻とか
恥ずかしいしね

なんとか間に合いそうな
感じで

走りながら自転車
小屋の前を通りすぎた時



ドンッ


「ー…っ」

『…いったぁ』


誰かにおもいっきり
追突してしまった


『すみませ…』


顔を上げたら
相手は佐野君…?


「あー…大丈夫?」


そう言って落ちた鞄を
拾ってくれると

「同じクラスの副委員長さん…な?遅刻しそうだった?」


近くで見るとやっぱり
佐野君もカッコイイなぁ


とか

にっこり笑って見えた
八重歯が可愛いかった


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