うっせえよ!
出産前や子育てをしながら執筆をするのは、難しい。
でも、年間契約さえ結んでいれば、たとえ連載をしていなくてもその間、少なくとも一年間は年棒が支払われる。
稼ぎはその分、減ることになるかもしれない。
でも、それを誠司さんが補ってくれる。
金銭面的にも、精神的にも。
24歳にしては、大胆な決断かもしれない。
まだまだ若い私が、日々変動していく文学界という荒波にいつさらわれるかわからない。
この決断が正しいか、間違っているか。
その答えはわからないけど、
人生ってそういうもんだし、そういうもんだから面白いんだ。
まるで、ギャンブルのように。