刺激の強すぎたお持ちかえり 【完】
「その代わり俺が必要な時だけ、

夕飯とか作って貰えるとまぁ、嬉しいかな。まぁ、ほとんどいらないと思うけど。」

そう言って、
少しだけ、
またいつもの

嫌味ったらしい笑顔で、


「選ばなきゃ職は見つかるだろ。選んだとして、無理なら、大人しく田舎に帰るんだな。

その位自分でしろよ?

その間の家賃は、

あー、新婚ごっこだと思って
家賃も取らないでやるよ。」



どうだと
言うくらいに満足気に、
そして、楽しそうに言う成嶋に……。
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