刺激の強すぎたお持ちかえり 【完】

結局、家に小さいフライパンやらはあったので、

簡単なご飯を作り、
住宅情報や
就職先を携帯で調べ、

勝手ながら、
お風呂に入り洗面所の置時計を見れば、

｢はぁーもう12時か。｣


……うーん。
どうしよう。


これが、ホテルなら、
もう寝るだけなのだけど……。

お風呂場から出て、
そのまま寝室のドアを開ける。
ベッドが一つ。

成嶋は使っていいと言ったけど…

昨日とは違って、
あくまでもシラフなこの状態で、


ベッドは……さすがにないでしょ！！


そこまで神経図太くないわよ。

ってか私！！！

スーパーじゃなくて
布団買ってくるべきだったじゃん！！

あー！！！
やだやだやだ！！！

本当に私……馬鹿なのかも。




ため息をつきながら、寝室を出れば、
もう一つ部屋。

勝手に見んのも……

……いいや、見ちゃえ（笑）

中をあけて、入れば、
4帖程の部屋に
机と本棚。



｢なんだ、普通の部屋じゃん。｣

｢何があると思ってんだよ（笑）｣

｢ぎゃっ！！！！！！｣