刺激の強すぎたお持ちかえり 【完】
「お前うるせーよ!!」

び、びっくりした!!!

てか、
なんでいんの!?

いや、
居て当たり前だけど、

てかいつ帰ってきた!?

「さっき。」

あーまた、顔出てたのか、私。学習力ないな。



「あ、てか、おかえりなさい。」

そう言えば、

また、
何故か、

真顔になったかと思ったら
今度は、綺麗な顔で笑う。

さっきまで怒ってたのに。

なんだ?

「いや、ああ。ただいま?」

「はぁ。」

「……」

「何か?あ、ご飯要りますか?

今日聞くの忘れたので、分からなくて、とりあえず帰り深夜といってたから、あまり作ってはないんですが。」

「……」

「あのー?」

機嫌悪い?

いや、
黙ってるだけで、
なんか楽しそうだけど?

「えっと?」

「惜しいな。」

「はい?」

「もう少しなのに(笑)」


はい?

もう少し?

なんだ??



「はは。いや、おかえりはなかなか良かった。

おかえり、そして、その後といえば。

ご飯?お風呂?それとも、私?

ってのがくるかと思って待ってたんだか、

なかなかその後がこないなって思ってな(笑)」

!?

//

「それは、奥さまとなられる方とやって下さい!」

「やっぱりお前、可愛いな(笑)」

そう言って、
また、

私の頭に成嶋の手がおかれる。

////

何度やられても、

やっぱり、

やっぱり!!

こんなの、慣れないんだってば!!!
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