刺激の強すぎたお持ちかえり 【完】
「……なんで……。」

「何?」


「なんでそうなるんですか?私じゃなくても、探せばいっぱいいるでしょ!」


「まーな。

でも、お前と会って、可愛くて、そのまま離すのが惜しいから家に置く提案した訳だけど、

お前の
おかえりって言葉。

俺、結構真面目に嬉しかったから、かな。


お前といたいって思ったんだよ。

なかなか、拷問だそ。こっちが好意の認識後に、夜中に酔っ払ってる女、抱き抱えてベッド運ぶとか(笑)」


「……。」


「でも、さすがにな。お前の気持ち無視してまではしないよ。俺ももういい大人だし。」



「いい大人が……そんな簡単に、
結婚とか……ないでしょ」


そう伝えた、私に、
また綺麗な顔で、微笑まれ、




「お前も俺が好きなら、俺は桜と結婚したい。」
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