刺激の強すぎたお持ちかえり 【完】
そんな私を見て、美穂ちゃんは、

「惚気ですか(笑)」

そりゃ、
そーなるよね(笑)

でも……



「……違う……けど、本気で。
なんなの。あいつ。真面目に、さ。

なんか、
私の周りにはいなかったような人なんですよ。

だから……慣れないし、
恥ずかしい。

ずっと一緒になんかいたら、
死んじゃうっての。

慣れるまでには時間がかかんの!!」



そう伝えると
また美穂ちゃんは可愛くわらう。


「桜ー?それ、惚気じゃなかったら、なんなのよ(笑)」

「本気で困ってんの(笑)」


そして、
ジンジャエールの入ったカップを
私の前に傾けた。
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