あかすぎる、恋に。

・・・・・・・教えてよ、遼真。







学校が終わって、今日は日直の仕事で
遅れたので一人で帰ることになった私。


家に着くと鞄を放り投げ、ベッドにタイブした。

はずみでボスンッという音がして、
太ったかな?なんて思ってしまう。


「はぁー・・・・・」

今思うと、今日は唄鳥君に告白されて、
遼真にキスされたんだよね?


カァァアアアアア

「――――――――/////」


いまさら!?と思うほど急激に
恥ずかしさが襲ってくる。

プルルルルルルルルルル

「きゃっ!?」

そう思っている矢先、携帯が鳴ったので
慌てて落としそうになる。


「は、はひっ!?」

『・・・・・・あ、俺・・・・』

「りょ・・・・・うま・・・・・・?」


どうしよう、今はちょっと・・・・。
とか思ってても言えないし・・・・。

「う、うん?・・・どしたの?」
『あー・・・うん、いや、今さ・・・・
彩の家に上がってんだけど・・・』


へー。

そうかそうか、私の家にいるのか。

「はいー!?」

いやいやいや、何勝手に上がってんの!?
私の家の合鍵は持ってないでしょ!?


「・・・・・おい」

「はう!!?」

「プッ・・・何だよその返事。」








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