あかすぎる、恋に。
私と莉雨は約束した。

遼真には私が、唄鳥君には莉雨が声をかける
ことになって、解散。


解散というより、そのあとは関係ない話を
していただけだけどね。

* * * * * * * * * *


「で、遼真。土曜日、遊びに行こう!!」

「は?」

内容もろくに伝えないまま、遊びに行くことと
土曜日だってことしか伝えなかった。


ホラ、私ってば文章力ないじゃん?

遼真が理解するには数分かかり・・・・・。


「つまり、4人で土曜日に遊びに出かける
ってことでいいのか?」

と、再確認をする。

「そうだって始めから言ってたじゃん!!
本当に理解力ないよねー」


まぁ、そんなこと言われたらふつう怒るよね。

今の絶対私が悪かったし、文章力がほぼゼロに
等しい私に言われたら、心の広い人でも
完全に怒っちゃうよね。


「だ・か・ら!彩がもう少しちゃんと説明を
してくれりゃあ、俺もここまで時間はかから
なかったんだって!!」

はい、そうですよね。

すいません、調子に乗りました。



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