あかすぎる、恋に。


―――――少し歩いて、ショッピングモールへと来た。

そこは少し前来た時と変わらずに、凄い
懐かしい!!

「雑貨屋さん見にいこ!!」

私は莉雨の腕を引っ張って、雑貨屋さんの
中へと入る。

あ、男子忘れてた。

そこは、前もよく来ていた雑貨屋さんで、
雰囲気もいいし店員さんもいいし。

何より小物が安いし可愛いのだ!!

「はいはい、時間はゆっくりあるんだから
急がないで良いでしょ?」

うん、ごもっともです。

「とはいえ、結構私も楽しみなんだ!!」

そう言って目を輝かせる莉雨。
うん、男子のことなんかもう眼中にもないね?

少しは気にしてあげよう?

二人とも男子が来るような雑貨屋さんじゃ
ないから超居づらそうだよ?





< 183 / 194 >

この作品をシェア

pagetop