あかすぎる、恋に。
―――――少し歩いて、ショッピングモールへと来た。
そこは少し前来た時と変わらずに、凄い
懐かしい!!
「雑貨屋さん見にいこ!!」
私は莉雨の腕を引っ張って、雑貨屋さんの
中へと入る。
あ、男子忘れてた。
そこは、前もよく来ていた雑貨屋さんで、
雰囲気もいいし店員さんもいいし。
何より小物が安いし可愛いのだ!!
「はいはい、時間はゆっくりあるんだから
急がないで良いでしょ?」
うん、ごもっともです。
「とはいえ、結構私も楽しみなんだ!!」
そう言って目を輝かせる莉雨。
うん、男子のことなんかもう眼中にもないね?
少しは気にしてあげよう?
二人とも男子が来るような雑貨屋さんじゃ
ないから超居づらそうだよ?