あかすぎる、恋に。
「え~と・・・・・」
遼真は柄にもなくそわそわしながら必死に
話せる内容について探してるみたいだし。
「・・・・・・?」
いつもならしないのに・・・・・。
いつもなら・・・・・・。
ん?
んん?
これってもしかして・・・・莉雨に脈あり?
もしかして両思い!?
「よかったね、莉雨!!」
莉雨は何のことか全くわからないように
首をかしげて見せた。
遼真も不思議そうな顔をしている。
それでも私は帰りまでニヤニヤとしながら
笑っていた。
しばらく何気ないことを話していたが
私は右折しなきゃいけないので一言かけた。