あかすぎる、恋に。
「それとも・・・・・何か喧嘩でも
したのか?」
・・・・・・・・・・・・・。
「・・・・・・・・しょ・・・」
「喧嘩なら、仲直りした方がいいぞ。」
「関係ないでしょ!!!?」
気が付くと、私は大声で叫んでいた。
普段本気で怒らない私が大声で叫んだため
遼真も目を丸くし、ビックリしている。
でも私の勢いが止まることはなかった。
「もともと、遼真には関係ないでしょ!?
深く関わってこようとしないでよ!!!」
心配してくれているだけなのに。
それなのに言葉が止まらない。
「それにっ!!」
・・・・・・・それに。
「一番の原因は・・・・遼真じゃない!」
本当に後悔した。
言って、もう手遅れだった。
遼真は驚愕で、悲しみの混じった表情で
今にも泣きだしそうだった。