バスの天井裏と水たまり〜私が好きな絵本の話
9、ねないこだれだ
【ねないこだれだ】


せなけいこさん。


セナさんの絵本、みなさんもきっと読んでるはず。


絶対、見たことあるはず。


うちにあるのはこのねないこだれだです。


うちの下の子がこの絵本、めちゃ好きですね。


なので私、この絵本、きっと何十回、いや、何百回って読んでる。


だって寝る前とかに必ず一回でしょ。


それ以外にも読んでって。


それを二年くらい続けたかな。


もう暗唱できてたもん、笑。


今でも出てきますね。


時計がなりますボーンボーンって。


せなけいこさんの絵本って一見、ちょっとこどもには怖いんじゃないの?って内容が多い。


ねないこだれだも最後、ねないこはおばけになってとんでおいき〜とか。


怖いやんっ。


おばけの世界に連れてかれてるやんって。


だけど、何故か子供たちの心を鷲掴みにするのは何故なんだろう。


どういうんだろ。


私は怖がりだから子供のとき、怖くてあまり読まなかったけどそれでも未だベストセラーってどういうことだろう。


どうしてうちの子はこの絵本を繰り返し読ますのだろう。


その答えを私はまだ知らない。


憶測で言えてもハッキリとした何かは掴めない。


だからきっと、この絵本は手元に置いておくだろうなぁ。


これから先もずっと。


そして、時々、読み返すんだろうな。


もう私に読んでと言うことなく、一人でこっそり読むようになった下の子みたいに。













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