バスの天井裏と水たまり〜私が好きな絵本の話
10、くだもの
【くだもの】


これは今、手元にあるのでちゃんと作者名書きますね。


平山和子さんのです。


画集と言っていいかも。


くだものの絵が描いてあるんです。


最初にまるごと。


で、次のページには食べる状態の絵にしてさあ、どうぞって。


この絵本は私が住んでる地域では市から子供に対して初めての健診だか何かのときにランダムに二冊貰えるのね。


で、我が家には二人おりますので、計4冊いただいた絵本があります。


くだもの、じゃあじゃあびりびり、おつきさまこんばんは、後もう一冊、なんだっけかなぁ、、、


どれも子供が初めて読むのに相応しい絵本です。


中でもこのくだものは本当に綺麗。


くだもののみずみずしさ、色の鮮やかさが忠実に描かれています。


まるごとのままから、中はどうなってるのかなぁって興味が湧き、そして食べる状態の絵へ。


大人にしたらなんてことないことだけど、子供にとっては、ちょっとした冒険ですよね。


次のページへ行くたびにわくわくと目を輝かせて。


最後のページにもちょっとした可愛らしさが込められています。


子供には小さいうちから綺麗なものを見せたいってなって思う。


なので絵本でも色使いが綺麗なもの。


実際に綺麗な景色の場所へも連れていきたい。


なので美術館なんかも連れてったりします。


でもね、別に好きにならなくて良いんです。


それはあくまで、私が美しい、綺麗、素敵だなっておもうものであって、


子どもたちにそれを同意させようとは思わない。


ただ、基準になればいいかなって。


これから成長するにあたって、今度は自分でそれらを見つけていく基準になるものがあればいいかなと。


あの時に見た景色綺麗だったよなぁ。だけど、今、見てる景色の方がもっと綺麗だなぁとか。


何かを見た時に何かを感じ取れる基準。


食べ物にしてもそうかも。


これから先、子供たちは自分で何を食べるか選択するようになりますよね。


今は私がご飯を用意するけれど、もし一人暮らしとかするようになった時、ジャンクなものばかり食べたりするかもしれない。


だけど、お菓子ばかり食べようが外食ばかりしようがそれは良いんです。


私もそうだったしね、笑。


それでも美味しいものっていう基準はやはり作っててあげたいんです。


舌に覚えさせておきたい。


食材の持つ本来の美味しさだったり、ちょっと良いお店のお料理だったり…もちろん、私の手料理も。


それを覚えていれば将来、ちゃんと選択出来ると思うのね。


美味しいもの。


話し随分とそれたけど…まぁ、毎度のことか(笑)


【くだもの】どこか懐かしくて優しいタッチの絵本です。


そして見ていると必ずやくだものが食べたくなります。















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