バスの天井裏と水たまり〜私が好きな絵本の話
28、おうさまのおひっこし
久しぶりに素敵な絵本に出会いました。

【おうさまのおひっこし】

作者誰だっけ?笑

すいません、ググって(;´∀`)

でも出版社は覚えてます。

天下の福音館書店さん。

もう絵本と言えば福音館書店さん。(これ、ふくいんかんしょてんと読みます念のため。)

福音館さんで直ぐ出てくるのはディック・ブルーナのうさこちゃんシリーズ、後はいやいやえんとかか?

他にもたぁーーーくさんありますがスッと出てくるのは上記かな、老舗です。

話それましたね、笑

さて、おうさまのおひっこし。

つい最近、落語のCDを借りようと図書館に行った際、絵本のコーナーにて面出しになっててつい手に取りました。

絵に惹かれて。

綺麗というのか優しいタッチです。色使いもね。

そしてお話がなんてのほほんとしてるのぉ〜と言った内容です。

ざっくり説明しますと、

ある時おうさまは自分のお供たちが一つのベットでキュンキュンになりながら寝ているのを見て(このイラストも可愛い♡)これはかわいそうだと思うのです。

それでおともたちに言います。

大きなベッドを作って、と。

それを聞いたおともたちはおうさまの寝ているベッドが狭いのだなと急いで大きなベッドをおうさまの為に作ります。

そうなんですよ。

自分たちが眠るためのベッドとは思ってない。

それで作ったは良いけど大きくてお城に入らないのね。

困ったおうさま。じゃあ、引っ越ししようって。

そっから新しいお城へ引っ越す道中で様々な出来事があるんですけどこれがどれもどれも素敵なハプニングばかりで。

そしてそのハプニングを回避するためにおうさまの道具を使ってしまうのでおうさまの荷物はどんどん減っちゃうのね。

ついに新しいお城へついた時にはおうさまの引っ越し荷物はあの大きなベッドだけに……………

でまぁ、その大きなベッドを大きなお城に入れますが他に何もないので寝る時におともたちはベッドもありませんよね。

床で寝るおともたちにおうさまは言います。

この大きなベッドで一緒に寝ればいいと。

ラストのイラストは大きなベッドにキュンキュンになりながらおうさまとおともたちが一緒に寝ています。

もうほんと癒される(笑)

そしておうさまの荷物にしても一つ一つ細部に至ってとても丁寧に描いてあるんですよね。

見てるだけで楽しめる。

そしておうさまとちょっとまぬけなおともたちのやり取りが素敵なお話です。









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