バスの天井裏と水たまり〜私が好きな絵本の話

30、寿命図鑑

【寿命図鑑】

その名の通り、寿命について書かれた本です。
ただ、生き物に限らずありとあらゆる物についても
その寿命が書かれてあります。

実はこの本、うちの長男くんが自分の持ってるお小遣いで買いました。結構、良きお値段しますのよ。図鑑サイズで大きいしね。どうしても欲しかったらしい。

私としては寿命とかについて知りたがるってどうなん？と少し不安になったけど読むと中々興味深い内容になっております。

イラストも可愛いし。

天国にいる神様がナビゲートしてくれます。

生き物に始まり、家電や食品。他には国別寿命や宇宙的なものまで。

私が特にへぇと思ったのはリュウケツジュとか言う木の寿命。アフリカの世界遺産です。

なんと7000年‼

1000年の屋久杉なんて赤ちゃんですよ。

でね、その木の表面に傷つけるでしょ？すると赤い血のような樹液がタラーーっと出てくるらしい。

だからリュウケツジュなのかな？

でもその樹脂は昔から万能薬として使われたとか……って書いてありますね。

個人的には宇宙カテゴリーのところが興味深かったかな。

もうほとんどの寿命が万年、億万年とかの単位で笑える。

ピンとこないもん。

後、やっぱりね、ビックバンとかの宇宙誕生説。

あれがね、考え出すと本当に眠れなくなっちゃうんですよね。昔から。何もないところに爆発とかって絶対なんもないことないやん。なんかはあるやん？場所的な。

きっと頭のいい人はその理論について納得が行くのだろうけど私の頭じゃなんでなん？ばかりです（笑）

そうそう、一応、宇宙の寿命は後、500億年後らしいっすよ←

それと動物の所でね、肉牛の寿命2年と少しとありました。

解説にね、本来牛は20年そこそこ生きるけれど食用の牛は生まれて2、3年しか生きられないと書いてあります。

改めて命をいただいてるんだなって。

そういうのも含めて子供達が寿命について理解していってくれればなと思います。

ラストページにナビゲートしてくれた神様からのメッセージが書いてあります。

後半の一部分紹介しますね。

「ーーーーーー寿命があるからこそ私達は一瞬一瞬を大切にできて、色んなものを愛せるんだよ。一度しか生きることができない自分の一生だから自分の命も周りの命も大切に明日も自分らしく生きていこうね。それでは。」

と、最後に神様はメッセージを残します。

余談だけど我が家で飼っている犬のチワワは今年の冬で12歳。

図鑑によると犬の寿命は15歳くらい。平均すると11.5歳とありました。

何かの映画でありましたね。おバカな犬が大切な事を教えてくれる的な……タイトルなんだったかな？ラテ子がきっと教えてくれる（笑）

我が家も然り。愛すべきワンコとの限られた日々を大切に過ごしたいと思います。

【寿命図鑑】

子供だけじゃなく是非、大人の方にも見てほしい一冊です。