ange~天使が恋した王子様~

「杏、」

まだ納得がいかないというような顔のソウくん。


「昼休みの間はここにいるから。ね?」

私は安心させるように笑う。


「……………わかった。

ただし、痛くなったらいうこと。いいな?」


「うん、ありがとう」

そういった私にソウくんは呆れるようにため息をついた。
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