ange~天使が恋した王子様~


「なー、どこで見る?」


「屋上は?」


「あそこ、人多くね?」


「あーそっかーなら、プール行く?」


「入れんの?」


「………たぶん?」


「なんだそれ」

ソウくんはそんな私の返答を苦笑で返した。


「まぁ、なんとかなるよ」


「んじゃまぁ、行くか」

私たちがプールの前に行くと、運良く小さく門が開いていた。

やった、入れる。

私たちはプールに入って行った。
< 196 / 484 >

この作品をシェア

pagetop