ange~天使が恋した王子様~
「おはよー杏‼︎」
「あ、おはよー棗」
「おはよ、杏ちゃん」
「おはよう葉くん」
クラス発表のところに行くと掲示板の前に人だかり。
なんとか見ようとしているところに棗と葉くんが来た。
「また同じクラスだったよー‼︎」
「ほんと⁉︎」
「葉も一緒なの‼︎」
探す楽しみがなくなったけど、そんなことはどうだっていい。
よかった…棗がいてくれて。
棗の笑顔に私も笑顔を返した。
「谷山、俺は?」
「そーなの‼︎ソウも一緒なんだよ〜」
そう言って私にもたれる棗。