ange~天使が恋した王子様~



ゴールで私を待ってくれているソウくん。

その背後にはソウくんに声をかけて笑う由紀ちゃん。

2人は笑顔だった。

笑い、合っていた。




ドクンッ

私の中で何かが波打った。



パァン!

気づけば私はゴールしていた。


けど…














「1位、5組‼︎ 2位1組‼︎」

前で、膝に手をつき、肩で息をしている人がいた。
< 337 / 484 >

この作品をシェア

pagetop