ange~天使が恋した王子様~
そう言って1時間後。
「キャーーーーーー」
突然の大きな浮遊感のあとの悲鳴。
「つ、つかれた…」
そんなことを繰り返して出てきたときにはヘトヘトになっていた。
「あたりまえだろ、5回も連続で乗るバカがどこにいんだよ」
呆れたように言うソウくん。
「だって空いてたんだもん。それよりも、次どこ行くー?」
私は無理やり話を変えて言った。
「んじゃーあそこ」
そう言ったソウくんが指差したのは…