ange~天使が恋した王子様~



「よかった……今年から隣の駅の時計台の近くでツリーの点灯やるの知ってるか?」

家の前までついて、門の前で立ち止まったソウくんは言った。


「あ、うん。意外と大きなツリーらしくて、棗も言ってた」


「それ、見に行くか」


「え⁉︎」

ソウくんがツリーの点灯に誘ってくれるなんて…


「ん?違う方がいいか?」

私はブンブンと首を振った。


「嬉しい‼︎行きたい‼︎」


「ん。じゃあ駅の時計台の前で5時に待ち合わせな」


「うん‼︎」


< 381 / 484 >

この作品をシェア

pagetop