ange~天使が恋した王子様~
「ありがとうございましたー」
そのお店を出たらもう昼過ぎになっていた。
それから、いろいろ見ていると、約束の20分前。
ちょっと早いけど、そろそろ待っておこうかな…
私が広場に行くと、人が集まっていた。
点灯は9時からだったよね。
棗たちもいたりするのかな…
待ち合わせの人も遠いようで、私みたいに1人で時計台の前にいる人も少なくなかった。
その周りを家族と一緒の、はしゃいでる子供たちが走り回っていた。
まぁ、明らかにカップルが多いけど…
ソウくん、早く来ないかな…
私はさっき買ったショップの袋を見て、微笑んだ。