ange~天使が恋した王子様~


「お前の想いを知ったとき、1番罪悪感を背負うのはあいつだぞ」


「バレないようにします。杏にはもう泣いて欲しくない…」

ねぇ、ソウくん………


「西条、」


「あいつに知らせる気はありません。

俺は、あいつの専門学校の近くの大学にします」

ごめんね。

私の想いがあなたを傷つけてた。

両想いになって、ただただ喜んでた私の隣で、優しく笑ってたソウくんはたくさん悩んでた。
苦しんでた。

私は、いつだってソウくんの邪魔をするんだね。
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