Situation~バス停…~
「急な手紙でスイマセン、実は私はバスで4日前に一緒になった、者です。

お近づきの印でこの、手紙をお渡しします。もしよろしければこれから、

一緒に電車に乗りませんか?もしよければ、その手紙を持ったまま、事務所を

出てください。ダメであれば、手紙を駅員さんに返してもらって、結構です。」



女性は、すぐ俊樹だと気付いたが、名前も知らない、出会って間もない

男性に、少し不安を覚えたが、女性も少し気になってはいたので、

手紙を持って事務所をでた。



出ると直ぐに、目の前に俊樹は立っていた。



「あっ、すいません、こんな事して…。」



「いいえ、私も少しきになっていたので。」



「えっ、そうなんですか?ちょっと気になっていたんですけど、どうして初日

バスの中から、俺を見ていたんですか?」



「それは可哀想だったのもあるんですけど、どうしてあの時お金を貸して

上げれなかったのかと、自分を悔やんでいたんです。だから…。」



「そうだったんですかぁ~、それを聞いてやっとほっとしました。胸のつっかえが

取れました。自分にとって大きな謎でしたもので…」




俊樹とその女性はホームに向う、階段を一緒に下っていった。



まだ名前も知らない女性と共に



名前を知る事も、どんな人なのかも知るのもこれからになりそうだ。




~FIN~
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