Situation~図書室…~
ということは、同じ学校の人が来てなくて、人目に触れる事はないから、

同じ学校で付き合っていても、それほど騒がれる事はないだろうと

言う事か。そう思った美知子は続けた。




「ねぇ~、勇次君って、どれくらいカノジョいないの?」




「俺は、今半年位いないかなぁ~、ってなんでいないのって決め付けるんだよ。」




「だって、いなさそうだもん。前に比べてサークルの参加率高まっているし。」




ばれたという顔の勇次は、顔を真っ赤にした。




「いいじゃん、まぁそんな事…。それ以来出来てないんだし。という美知子は

 どうなの?」




「そうだねっ、でもこうやって聞くのは初めてだし新鮮だからさ。




 私?!私いるよ。」




嘘を付いた、これで勇次の本性が分かると思ったからだ。




「いるのぉ~へぇ~知らなかった、でどんなカレシなの?」




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