ただ、好きなだけだった。

「カオーカオー」


私は泣き叫んでいた。


大好きなカオの胸に包まれて……。



カオは優しいの。



夢花よりゆったりとした包み込むような優しさ…。




「紗由……。私もおるよ…」


次は夢花が後ろから私を抱きしめてくれた。


前からはカオ……。


後ろからは夢花の愛に包まれて心な中まで2人の優しい気持ちが伝わった。



カオ……?


夢花……?



ありがとね……。


2人とも大好きよ……。
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