ただ、好きなだけだった。


「っつかアンタら部屋入りなよ。いつまで玄関おるつもりよ〜(笑)」


「飛鳥ママの言うとーりだよっ!!!夢花もカオもデレデレしすぎー」



「あはっ☆紗由ごめーん。
ウチあっくん大好き人間だから♪」


「あらそー!!!こんなバカップルほっとこーぜっ。飛鳥ママ、あと男2人っ!こんな馬鹿共ほっといて部屋行こべーっ!!!」



「ぉうっ!!!紗由行くべ!」



「俺達独り身も行くかっ!」

「おーよっ♪」




 −…スタスタスタ…−



あ゙ーむかつくーっ。



「カオと夢花のばぁーっか」

私は天井に向かって叫んだ。



「「あ゙ー?アタシらが何だってぇえー?」」




いつの間にか後ろにいた夢花とカオが私を睨んだ。
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