ただ、好きなだけだった。
「馬鹿だって言ったのー!!!ばぁーっか」
普通の人だったらヤンキーの睨みなんて怖くて仕方がないと思うんだけど………ウチからしたらこんな奴らにビビる方が馬鹿らしい。
「あははっ♪さすがぁ紗由☆ヤンキーの睨みにビビらないなんて男らしい(笑)」
夢花がたまらず笑い出した。
「ウチは女だっつのー!!!夢花のドアホ〜っ(笑)」
みんなが一斉に笑い出した。
「はぁ〜っい♪提案あるんやけど〜☆みんなで自己紹介しねっ!!!??」
涼也がいきなり手を挙げて満面の笑みでそう言った。