ただ、好きなだけだった。



「は〜いっ♪じゃあ飛鳥ちゃんの自己紹介〜!!!伊藤飛鳥でーす。ご存知の通り香織と夢花の母です☆恥ずかしながらの……32歳ですっ」



「え〜っ!!!飛鳥さんて32歳なんすかっ!?20歳前半に見えますよー☆まじ綺麗すねー!!!っつか32歳て親として若すぎじゃないすかっ?!」

今日初対面の男が飛鳥ママに喋り出した。


「あはっ(笑)まじっ?20代とか超若いやんっ!!!
香織は私が15の時の子だからね〜♪」



「そ〜なんすか〜っ!!!15で餓鬼出来るとか凄いすねー」



2人の会話は続く。




「んじゃーアイツらほっといて自己紹介進めるべっ☆」



涼也が仕切る。




私は今この時間、皆で騒いでいる時が1番好きだ。





皆お互いに楽しんで皆ずっと笑ってる。





そんな時間が、私は大好きなんだ。





皆の太陽のようにキラキラ輝く笑顔が何よりも大好きなんだ。
< 44 / 114 >

この作品をシェア

pagetop