ただ、好きなだけだった。
「は〜いっ♪じゃあ飛鳥ちゃんの自己紹介〜!!!伊藤飛鳥でーす。ご存知の通り香織と夢花の母です☆恥ずかしながらの……32歳ですっ」
「え〜っ!!!飛鳥さんて32歳なんすかっ!?20歳前半に見えますよー☆まじ綺麗すねー!!!っつか32歳て親として若すぎじゃないすかっ?!」
今日初対面の男が飛鳥ママに喋り出した。
「あはっ(笑)まじっ?20代とか超若いやんっ!!!
香織は私が15の時の子だからね〜♪」
「そ〜なんすか〜っ!!!15で餓鬼出来るとか凄いすねー」
2人の会話は続く。
「んじゃーアイツらほっといて自己紹介進めるべっ☆」
涼也が仕切る。
私は今この時間、皆で騒いでいる時が1番好きだ。
皆お互いに楽しんで皆ずっと笑ってる。
そんな時間が、私は大好きなんだ。
皆の太陽のようにキラキラ輝く笑顔が何よりも大好きなんだ。