ただ、好きなだけだった。


「あははっ!大きい赤ちゃんがおるー☆言っとくけどもう母乳でんでー(笑)!」



「ぶはっ!!母乳とか飲まねー(笑)」




私達はしばらく笑い合っていた。



〜〜〜〜〜〜

「よしっ!!んじゃ行くかなっ♪」



「……どこに?」



「どこにって……」


私は声の本人を見て驚いた。



だってそれは…飛鳥ママじゃなくて海里だったから。



「あっ海里おはよう。ってか飛鳥ママは?」



「おはよっ。あすちゃんはトイレ。ってか紗由もう帰るの?」



「ん〜っ。半分正解半分間違い?」



「ぶはっ!!なんじゃそりゃ!!!っつか最後疑問系やしっ!紗由ウケルっ」



「あはっ!そりゃぁどーも!んじゃウチは行くでっ!」



「分かった!んじゃまたメールして☆俺からもするっ♪」



「了解っ!んじゃバイビ〜♪」



私は1人、大きな荷物を持って夢花の家を出た。
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