あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「あのなー…。ちょっとは自分で考えろよな。」

永遠はそう言いながら、赤らんだ顔を腕で覆うようにしながら、そっぽを向いた。

「お前、今日の英語の時間、寝てた?」

永遠にそう訊かれたので、私は

「何でよ。英語だけは寝ないんだから。

永遠、隣だったじゃない。」

と答えた。

すると、
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