あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「何か…。

うん、嬉しいのは自分でも分かるよ。

…でも――。」

(一昨日、達也先輩への片思いに破れたところなのに、

さすがにそれは、破廉恥かな…。)

そう考えているのが顔に出たのだろう。
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