あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「あはは。

いいんだよ、そんなの。」

私は笑いながら答える。

(そんなことより、人生初の素敵な彼氏が、

誕生日に現れてくれただけで、十分だよ。)

そんな思いを、胸に秘めながら。
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