あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「あの、…ありがとう!」

私は、お礼を言う使命感に駆られ、そう叫んだ。

すると、五メートルくらい離れていたともくんが振り返って、

「あぁ、えぇよ!

みうが無事で、良かったで。」

と言った。

「あ、あと、…

秋から、よろしくな。」
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