あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-


ヒュルル…ドカーーーン!!

静寂の夜空を、大きな音が駆け抜けた。

「花火だ!」

まるで、色とりどりのポップな虹色キャンディを、夕闇にぶちまけたような色だった。

深い夕闇の夜空を、彩る火花。
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