あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「あのぉ、

永遠君、すっごくカッコよくてぇ…

好きになっちゃいましたぁ!♡

だからぁ、付き合ってく~だしゃい♡」

校舎裏で、上目遣いをしながらそう言われたが、

(何が、付き合ってく~だしゃいだ。)

そう思った俺は、次の瞬間、反射的に

「お前と慣れ合う趣味はない。」

と言って、こっぴどく振っていた。
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