あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

…あの頃は、毎日が地獄だった。

息をするように、自虐と"あいつら"に対する怒りが胸を痛めつけた。

しかし、家に帰っても、居るのは

鬱で寝込んでいる兄だけ。

(俺の居場所なんて、この世界中にどこにもなかった。

俺は、世界中が俺のことを嘲笑っていて、

味方なんて、居ないと思った。)
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