あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「でさぁ、来週ってハロウィンじゃね?

ウニバーサス行かない?」

「あ、確かに。直前の日曜

…二十九日空いてる~?」

「あたし行ける!」

「その日、彼氏とデートだから無理だわ。」

クラスのキャピキャピ軍団から、そんな声が聞こえてきた。
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