あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

(何か、見てはいけないものを見てしまった気がする…。)

私と永遠は、またもや目を逸らした。


「何か、ごめんね~。

光基が、ご乱心みたいだから、

しばらく二人でメリーゴーランド乗ってくるね~。」

悠がそう言ってきたので、

「お、おぅ…」

私達は、谷川さんの自己紹介がガチであったことを知らしめられたのだった。
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