あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

ギィイイ…

それは、室内で揺れ動くジェットコースターに乗るものだ。

迫ってくる、溢れんばかりのジャック・オ・ランタン。

どこからか流れてくる、おどろおどろしいミュージック。

怪しげな薄い光がところどころからこぼれ落ちている、真っ暗な部屋。

「何これ!面白いね!」

「ハロウィンの世界に来たみたいだな。」
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