あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「や、ヤバくないっスか…。

この滝水、神様の神聖な水だから、

人間風情が中に入ったら

地獄行きって、何かで聞いたッスよ!」

あわあわしながら谷川さんが言う。

「俺、どうしよう…。」

「ご、ごめんなさい…。

穂乃果、そんなつもりじゃ…。」

穂乃果が慌てている。
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