あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

でもな、…そこで諦めへんのが俺という男や。

美唄が、春人と上手くいかんようになった時、

即、奪ったんねん!

俺は奮起しながら、電車で手伝いに向かう。

――今日も今日とて、

頑張るでぇ!

電車から降りると、俺の周りに冷たい風がビュービュー吹いとって、

何か悲しくなってもうた。
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