あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「…青空さんって、もしかしてドジ?」

「え?」

「その教科書、中二のなんだけど…」

私は、慌てて教科書の表紙を見ると、ふんぞり返った。

「…プ。あはははっ!」

その声がする方を見ると、永遠が笑いをこらえきれず、爆笑している。
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