あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

(と、永遠が笑ってる!)

永遠の笑顔なんて、あの時以来だ。

凄く爽やかで――可愛いとさえ感じてしまった。

「な、何よ!
人がやらかしたのを笑うなんて、サイテー!」

私は、不意に胸が高鳴るのをごまかすようにして、
ツンと言い放った。
< 38 / 731 >

この作品をシェア

pagetop