あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「お、お父さんが、

どうかしたの?」

嫌な予感は、的中した。

「……井上病院に、…

来て…今、すぐに…」

「分かった!」

私は、一体何が起きたのか分からず、

頭の中がぐちゃぐちゃだった。

家の近くの病院まで、走って、走った。
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