あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「あ、あのっ

ありがとうございますっ」

ぺこぺことお辞儀をする私に、

「何かあれば、

相談に乗りますから。」

満面の笑みで、大木先生はそう言って下さった。

去っていく後ろ姿。

(お、大人だわ…

何ていうか、素敵…)
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