あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「まぁ、ありがとうございます…!」

「現に私だって今日は、失言してしまいましたよ。

ウチのクラスに

青空ってやつがいるんですけどね、

そいつに"お前、永遠と付き合ってんのか!

何だ?魔法でも使ったか?"

とか、失礼なことを言ってしまって。」

大木先生は、ガハハと笑っている。

私は、ぼんやりと、ただ大木先生の顔を見つめていた。
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