あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-
…そういえば、悠は以前、
クラスの大食いデブ――太山(おおやま)君の横になった時、
机をどれぐらい離すかという攻防を、水面下で繰り広げていたな…。
あみだくじが回ってきたので、名前を書いた。
私は、人を差別することはあまり好きではない。
どこからか湧いてくるその正義心に突き動かされ、
人を助けようとした時は、
大ごとに発展しちゃったんだよね…
――"永遠"の事件。
それはいずれ、思い出さなければならない気がする。